ほねにくのうわずみ

私(@honeniq)の個人ブログです。日々の生活の中で感じた諸々のことから、人様にお見せできるような上澄み部分を抽出して投稿しています。

海外旅行準備(パスポート編)

近々海外旅行に行く予定がありまして、色々準備をしています。滅多にやらないことも多いので、メモついでに数回に分けて記事にしていきます。

まずはパスポートから。
居住地の大阪でパスポートを作ったときの情報ですので、他の地域だと若干の差異があるかもしれません。特に役所やパスポートセンターの営業日にはご注意を。

 

 

 

申請までに必要なもの


一般旅券発給申請書


パスポートの申請書です。10年用と5年用で分かれています。

代理申請の場合、申請者本人と代理人がそれぞれ自筆で記入する欄があるので、事前に入手しておく必要があります。パスポートセンター以外にも役所やサービスカウンターに置いていますが、置いていないこともあるので、事前に確認は必須。

自分の分を自分で申請しに行くなら、パスポートセンターでその場で書く方が気楽です。

 

 

戸籍謄本・抄本


直接申請に行けばその場で発行してもらえますが、遠隔地の場合は本籍のある市町村に郵送で申請を出します。費用は大抵の自治体で450円+返信用切手80円だそうですが、一応事前に電話で確認は取っておいたほうが無難でしょう。
配達+役所での処理で1週間くらいはかかると思っておいたほうが良いです。何かのミスで再送したりする可能性も考慮して、あまりギリギリにしないこと。

ちなみに今回、同居人は本籍地の記憶違いで一度やり直してます。本人は生まれてからずっとA県居住だけど、本籍地は父親の実家ってパターン。免許取ったりしない限りは本籍地について調べることってあんまり無いんですよね。最終的に住民票で確認しました。

 

 

本人確認書類


書類によって、1点で良いものと2点必要なものがあります。一番手っ取り早いのは運転免許証。電気工事士や宅建の免許のように、国家資格の写真付き免許証も1点で良いみたいです。噂の住民基本台帳カードも使えるらしい。

2点必要なのは、健康保険証とか年金手帳のように、写真がないタイプのもの。

ちなみに、どれも申請時には原本を持参しなければいけません。コピーじゃ駄目です。代理申請の時は気を付けてください。

 

 

証明写真


パスポート用の規格に沿った証明写真が必要です。カラーでも白黒でもOK。今後5年や10年使う写真なので、あんまりみっともない写真は避けましょう。サイズ以外にも髪の毛のかかり具合や光の当たり具合など、かなり条件が細かいので、証明写真ボックスで撮った写真だと却下されてしまうかも。大阪の場合、パスポートセンター隣接の写真屋さんで1,050円で撮ってもらえました。

申請のときに一点注意されたのが、メガネのツル。ツルが瞳の部分にかかっていると、機械認識で弾かれてしまうことがあるそうです。機械で弾かれて並び直すロスが出るので、撮り直しを勧められました。フラッシュの反射でちゃんと写らないこともあるので、メガネは外した方が無難ですね。

 

 

 

受け取りまでに必要なもの


都道府県証紙・収入印紙


パスポートの出来上がりまで、土日祝を除く6日かかります。
申請時に出来上がりの日にちを教えてもらえるので、その日以降に受け取りに行きます。大阪のパスポートセンターの場合は、受け取りのみ日曜も可能でした。

証紙・収入印紙
10年 証紙2,000円+印紙14,000円
5年 証紙2,000円+印紙9,000円
5年(12歳未満) 証紙2,000円+印紙4,000円

どちらもパスポートセンター内の窓口で売っています。受け取り当日に買えばOK。

 

 

パスポートカバーは必要か


2006年から、日本のパスポートもICチップ内蔵になりました。ICチップには、顔画像・国籍・氏名・生年月日・旅券番号等の旅券面と同等の情報が暗号化して記録されているそうです。非接触型のICチップということで、カバンの上からスキャンされる等のスキミング犯罪が連想されますが、読み取り時にはパスポート内に印字されているパスワードが必要とのこと。チップ上で小さなOSが走っていて、読み取り機に対してアクセス制御を掛けられるらしいです。

とはいえ、長ければ10年間使うパスポートですので、今年作ると使い終わりは2022年。日本のICパスポート導入から数えれば16年も経っています。規格策定時点では十分な強度があっても、近い将来どんな脆弱性が発見されるか分からないのが世の常

パスポートカバーつける派の人は、ついでにスキミング対策もできる製品を選んでおくといいんじゃないでしょうか。